【生き物】アザラシの「タマちゃん」の「失踪」にうわさ交錯　専門家は”旅立ち”強調

ふくろφ ★

「もう八カ月が過ぎたが一度も姿を見ていない。うわさだけは耳にするが…」。
その愛らしさから、全国的な人気者となったアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」。
昨年四月下旬から約一年を過ごした朝霞市上内間木の荒川河川敷は今、雑草が伸びた状態。
観察を続ける男性はひっそりとした川面を見詰める毎日だ。

タマちゃんが最後に目撃されたのは四月十二日午前二時ごろ。
荒川上流河川事務所の監視カメラに写った姿だった。
「十一日には橋の近くを泳いでいたのに」と男性。突然の失踪（しっそう）だった。

一週間姿を見せないことは、それまでも頻繁にあった。二週間が過ぎると周囲が騒ぎ始めた。
「誰かが脅した」「近くで撮影しようとしたフラッシュの光に驚いた」「野犬に追い掛けられた」など、
さまざまなうわさが飛び交っている。

タマちゃんは四月、体毛の生え替わる時期を迎えていた。
ほぼ絶食状態になる夏を前に、ウナギを食べる姿が目撃されるなど、体重も推定二百キロほどに
”激太り“し、日なたぼっこの指定席だったお気に入りのボート後部デッキにも上がれなくなる始末。
代わりに川岸の砂地で日光浴をしていた。

「最後の夜も付近に変わった様子はなく、騒いでいる人もいなかった」と、河川近くで毎日見守っていた男性。
カメラを管理する同事務所も「十二日以降は居場所が分からなくなった。今も問い合わせはあるが、
理由は分からない。自然にいなくなったと解釈している」。
もともと水門監視用だったカメラは、今も砂地に向けられている。

引用元：http://www.saitama-np.co.jp/news12/31/05x.htm

【生き物】アザラシの「タマちゃん」の「失踪」にうわさ交錯 専門家は”旅立ち”強調

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